趣味に生きるリーマンの雑記ブログ

うつ病になりかけたが復活し、仕事に趣味に奮闘。そんな30代既婚サラリーマンのおっさんが趣味のことや日々気になったことなどを発信しています。

その昔、童貞なのに性病と診断された話

タイトル通り、昔ぼくが一切の性交渉の経験がないのにもかかわらず、性病と診断された話を書いてみたいと思います。悩み多き青少年の何かヒントになればと。この手のお話が苦手な方はすみません。少し行間開けておきます。




















ちなみに診断されたのは”尖圭コンジローマ”です。アソコにイボができるやつです。HPVの一種で、子宮頸がんの原因ともいわれているやっかいな病気です。


中学生のころ、イボっぽいものを発見

中学生の頃、それはそれは多感なころに、あそこに非常に小さなイボっぽいものを発見。何かの雑誌でコンジローマなのではないかというのを知りました。なんでこんなものが?と衝撃を受けたものです。

結果、これこそ脂肪の塊だったのですが、怖かった僕はこれをつぶしてしまったのです。

イボが徐々に肥大。異性との接触を怖がる10代

ちいさかったイボ、正確には脂肪のかたまりは何個かあったのですが、つぶしたやつだけ肥大していきました。

でも、泌尿器科へ行きたいという勇気はなく、ひたすら恐怖におびえながら日々を過ごしておりました。周りの友達は少しずつ異性との経験を積んでいっていたのですが、ぼくは怖くなっていました。(そもそもあまりモテなかったけど)


雑誌に出ている上野クリニックの広告を見ては怯え、むしろ保険のきかないところでお金をかけてでも治した方がばれなくていいと考えたりもしましたが、行動に移せず。当時は保険証が家族共用であり、母親に保険証を貸してとは言えなかったのです。


意を決して行った泌尿器科。初期診断は脂肪の塊。そして手術へ

ここで転機が訪れました。ぼく個人に保険証が発行されたのです。どうせ保険を使ったらばれるのでしょうが、保険証を貸してと母親に言わなくていいというのは著しくハードルを下げられる事実だったのです。


大学生にもなり、いい年になったぼくは意を決して泌尿器科へ行きました。問診票にはイボみたいなものがあると書きました。


次に先生の診断です。男の先生でした。一切性交渉の経験も風俗の経験もないため、触れられるのが不安でしたが、ゴム手袋をしていたせいか、まったく感じることもなく事務的に観察をされました。

結果、たんに脂肪がたまって大きくなっているだけだと。でもここまで大きいと液体窒素などでは取り除けないので、手術で切る必要があると言われました。このとき、直径5㎜程度まで大きくなっていました。


で、手術の日程を決め、それまでの間は一応炎症を抑える塗り薬を処方されました。腫れがないほど跡が残らないからだそうです。


術後にまさかの診断。なんでコンジローマ???


ついに手術の日です。手術台の上にのり、いわゆるM字開脚の状態でした。よく出産シーンでみるカバーみたいなやつで自分の下半身、つまり手術の様子は見れません。
麻酔をされ、感覚がなくなっていたので手術自体は全く痛くなく、患部をメスで取り除いた後、縫合され手術は終了。


念のため、細胞検査をしておくねと言われて、その日は帰りました。


後日、コンジローマと診断されました。先生もなんでだろう?とわかっていない様子でした。どうもコンジローマの場合、結構急激に大きくなるので、ぼくのように何年もかけて大きくなるのはありえないという見方だったようです。


結局、しばらく様子見となりましたが再発の様子もなく、完治したということで無事おさらばできました。


まとめ

結局なんだったのかということですが、あまりに不安で何回か触って血が出たことがあったので、その際にウイルスが侵入したのではないかと思っています。不安な場合、決して自分でつぶしたりせず、おとなしく病院へ行きましょう。

いざ行ってみると、何年も悩んでいたことが馬鹿らしくなるくらい、どうってことありませんでした。

どんな病気やケガでもそうですが、病院へ行くのが遅れていいことは一つもないですから。