上達のカギはミエリン化!効率よく勉強する方法
学校の勉強、資格試験、仕事の専門分野の知識や自己研さん。広い定義でいうと趣味に関する知識なども勉強。
そう、人生はずっと勉強を続けていく必要がある。
とはいえ、一人一人が持っている時間は有限であるため、勉強は効率よく進めていきたいところ。
ずぼらな性格のため努力は最低限に抑えたいので、最短距離で上達をする方法を常に考えている。
資格試験や暗記科目などの知識の詰め込みに関してはいったん置いておく。
(これも音読だったり青ペンで書きなぐったりとか方法はあるけども)
数学だったり、ビジネスでいう問題解決だったり頭を使う分野に関して効率よく身に着けていく方法を考えようと思う。
実はこの辺もちょっとしたコツがある。
脳神経のミエリン化をうまく使うということ。
ミエリンとは、脳神経のことを指すらしいが、これも筋肉と同様に使えば使うほどに太くなる。
つまり、使えば使うほどに思考スピードが速くなっていく。
そこで有効なのが、”選択と集中”をうまく使うということ。
短期間にある項目に集中して徹底的に考え抜くのだ。必ず1週間も間隔をあけてはいけない。エビングハウスの忘却曲線に沿って、できれば数日以内に復習を行う。
そして、インプットとアウトプットを交互に必ず行うということ。
勉強の場合、ドリルや問題集を解くことを優先する。教科書や参考書を読んだだけで勉強した気にならないこと。
かならずテストや試験があるためアウトプットができて初めて意味がある。
アウトプットにはどんなに時間がかかっても自分でしっかりと考え抜き、正解例がある場合完璧にトレースすること。
その際、テストみたいに時間制限を決めることは良くない。最初はどんなに遅くても、その考え方に慣れていなくて吐きそうになっても脳みそをフル回転で考え抜く必要がある。
ミエリン化により徐々に思考スピードが上がってくるという事実さえしっておけば、どんなに時間がかかってしまったり、遅くても心配する必要がないため、迷いなく時間をかけられる。
中途半端にもう理解したからと、解答を見て写してはいけない。(手抜きすんな)
趣味でも一緒で、麻雀でも将棋でもチェスでも問題を解くのを繰り返すのが良い。解説の考え方を頭の中でしっかりとトレースすること。
ビジネスでも、基本的によく使うフレームワークを一から十までしっかりと考え抜いて使うことで徐々に瞬間的に使えるようになる。そうやってだんだんと使えるフレームワークの種類を増やしていけばいいだけだ。
学生時代に家庭教師をしていていろいろな生徒を見てきた。こういう勉強の仕方ができる優秀な子はすぐに家庭教師がいらなくなり、契約が終わってしまうが、大体の子はできないのでその補助をしてあげるだけで成績が劇的に上がる。学校の先生も塾の先生もこのような教え方をされる方は少ないようだ。
職場でも要領が悪い奴はこれができない。
半端に理解したつもりでごまかすからいつまでたっても同じようなことができないし、知識と知識のリンクもできないから応用が利かない。
ちなみに、スポーツにも応用できる。昔ダーツにはまっていた頃は必ず備忘録として気づきや知識をブログに書き殴っていたら一気に上達した。
毎回テーマを絞って練習、備忘録のアウトプットを繰り返す。そうすると自然と練習自体が楽しくなるという相乗効果もある。
ぼくは基本的に怠惰でずぼらだけど、一時の苦労でそのあと楽ができることを知っているから頑張れる。